英語至上主義

教育出版の検定教科書「ONE WORLD」をみて思ったこと。アキと生まれたときからカリフォルニアにいて日本語をしゃべれないいとこのジュン、留学生?のリサが出てくるのだが、アキがはばからずに日本語を使う場面が出てこない。英語の教科書だから当然だが、実際の世界でもこんなことが起きてないだろうか。日本食が世界に広まったが、寿司やてんぷらならともかく果たして「miso soup」「rice」を日本語でなんと言うか知ってる人がどのくらいいるだろうか。「味噌汁」ぐらいなら知っているかもしれないが、「おみおつけ」「ご飯」となれば壊滅的だろう。第一食事のことまで「ご飯」というのを誰が広めただろうか。
なぜか日本語だけが世界に広まってないと思う。徹底された美しい敬語や、言い回しの違いの奥深さをもっと広めてほしい。また、顔文字の文化も誇るべきだと思う。英語圏のように横倒しにする必要が無いし、第一目口共にバリエーションが豊富だ。その意味では、2chも大きな役割を果たしたと思う。