厄神駅は通り道 〜Green Line〜

今日は土曜講座の砂金採りに参加。
場所は加古川線の市場。加古川線といえば無人駅が多いため加古川駅に中間改札があり、
定期を途中まで使用すると精算がうっとうしくなる・・・
という心配は杞憂に終わった。住吉〜市場も芦屋〜市場も運賃は変わらなかった。
9:11の西脇市行に乗るために加古川8:52着の新快速が推奨されたが、
早く来る分には何も言われないため1本早いこの日最初の新快速に乗車。
三ノ宮で普通を使ってきた鉄研部員の鉋君と合流。われわれ2人の目的は砂金よりも加古川まで行くことだったりする・・・w
須磨の辺りでは土曜日には珍しい列車線走行の快速が拝めた。
なんとなく京都の山崎で快速を追い抜くよりも兵庫の方向別複々線のエリアで追い抜くほうが楽しい。すれ違っても楽しい。
だって電車線と列車線で高さが変に変わったりするんですよ?自分が模型乗ってる感じになれます。
さて、加古川着。本当はえきそばでも食べよう*1と思っていたがいざ着いてみると食欲がない。
ということでコンビニで飲み物を調達してしまえば中間改札を通ってしまってもいいので通過。
そのあと、1本早い厄神行で厄神まで先回りする鉋君を見送り、適当に同じように1本早めてやってきた中2と話す。
そして推奨されていた新快速の到着時間になった。




・・・誰も上がってこない。どうしたんだと思い中間改札へ降りてみると、
予想以上の精算ラッシュ。一発で通れる切符持ってる人ほとんどいないもんなぁ。
やってきた西脇市行は103系。乗車したところで、中2が1人いないことが分かる。
精算さえスムーズにいけば間に合う加古川9:07の新快速が到着しても姿は見えず、電車は発車した。
大回りで何回か乗ったことがあるが、いつも加古川西脇市間は漫然と乗ってしまっていた。今回はしゃべりながらも少しは注意して観察した。
冒頭はいきなりカーブし、そのあと直線に。加古川線でおそらく一番長いであろう直線区間だが、それもすぐ終わってしまう。
日岡からは田んぼと家が半々ぐらいの比率になり、カーブだらけだが平地を通り厄神着。
かつての三木鉄道乗換駅で、三木鉄道が廃止された今も半数の列車がここで折り返す。鉋君が再び合流。
==========東方警報発令==========
で、だ。
厄神に来たからには駅名標撮らないとね〜。

三木が三木が消えても主要駅!残念ながら転車台はありません。くるくるくる〜、っと。
厄神を出、加古川を鉄橋で渡ると山がかなり近づく。なぜ電化した!?
こういうところだから厄神どまりが多いんだろうが、せめて神鉄との連絡駅である粟生までは伸ばせないものか。
地元民も呆れるほどの意地悪路線を、愛し乗ってやれるのはきっと鉄オタだけになりそう。
ここで一句。「雛さんや 電車止めずに 厄止めて」 ぐると
==========東方警報解除==========
まあ神鉄側も半数がたった2駅手前の小野どまりになっていることから察するにやる気がないんでしょうな。
さて、列車は市場に到着。ここから河川敷まで歩く。
飲み物が早くも切れそうなので、道中の自販機で補充。

田舎でも2ch用語は広まっているのか。メモメモ。
河川敷のポイントに到着。ここは普通の河原の丸い石ではなくマグマが貫入し流紋岩の岩場になっている。
こういう岩の割れ目に、洪水で押し流された砂金がはまってしまうのだということ。
2人1組での作業、僕は某ワンゲルの中2の人と組む。
割れ目をこじ開け、へばりついている砂や粘土を集める作業。岩をはずすときに取れた砂もスコップで忘れずに萃める。
作業中に遅れていた中2が合流。加古川の到着時間を「6分」勘違いし、安心して寝ていたら姫路に行っていたとのこと。6分で・・・?
1時間ばかり集め、そのあと川でパンニング。
このカタカナ英語にはいろんな意味があるが、ここでは「よりわける」。水に動かされやすい比重の軽いものをどんどん捨てていって最終的に砂金を採るのだ。
パンニング皿に水をいれ、揺する。そしてこぼす。暫くはこれの繰り返し。
少なくなってきたら向きを変えうまくこぼせるようにする。
すると黒っぽくなってくる。砂鉄はまだ比較的重いほうなのでしぶとく残るのだ。
ここから、パンニング皿の中でうまく水を動かし、金が上、砂鉄が下になるように動かす。
まず午前に1回僕がパンニング。変にこぼしすぎたせいか2粒しか見つからなかった。
午後にパートナーがパンニング。3粒だったがうち大き目のものが1粒。2回しかできなかったのは多分僕がサボってたせいですw
ワンゲルの合宿に行くために1本早い電車で帰るパートナーを見送り、あまった1時間は適当に他の人の作業を見ていた。砂利から砂金を偶然見つけた人もwでも砂利もパンニングの練習にはなると思う。
帰りは市場で乗車券の購入ラッシュ。
だが、しかし。
僕は強力な武器を持っていた。
そう、往復乗車券。芦屋で買っておいたのだ。
これでイライラせずに純粋に列車を待てた。
でもせっかくだから適当に理由つけてちょっとだけ早めに帰って1日1本の谷川直通の列車で大回りしたかったお・・・。ちょうど市場につく頃に発車していったお・・・。
加古川からはすぐに新快速に乗り換え、適当に友達の携帯ゲームを見たりしていると、あら不思議!?
感覚的にだいぶ短く芦屋に着いた。ゲームってホント時間を弄る程度の能力あるよな。

*1:「えき」の変換候補の中に「腋」があった。ああ霊夢霊夢霊夢霊夢(ry