旧友を温ねて新しきを知られる

今日は小学校時代の友人が広島旅行(主にセノハチ張り込み)の帰りに京阪神圏で1日撮影をするというので会いに行くことに。
場所はとりあえずは岸辺に8時半。
しかし、弟が海水浴に行きたいというので前日は舞子ビラ神戸(後で調べたらけっこうグレードの高いホテルでびっくりした)に宿泊しており、少し早めに出なければならない。
そこでホテルを7時に出たが、7時7分に着いたところ、なんと朝時間帯の大阪方面内側線快速は7時6分で終わり、そこからはずっと西神戸3駅通過の外側線快速のターン!
というわけで普通で延々と神戸まで停まりまくるはめに。特に垂水の住民がこんな理不尽なダイヤを耐えているのはすごい。
神戸では1番のりばに新快速を待避する外側線快速が。外側線の数少ない待避設備(芦屋は・・・ホーム無いから昔のダイヤに戻さないと使えん)で朝はあの1番のりばも重宝されているようだ。
しかし、その快速は本来ならとっくに発車しているはず。ついにこの辺りの鉄道も田園都市線みたいにお客さま混雑で遅れる日が来たのか!?
実際はそうではなく、摂津本山の踏切の遮断桿が折れて、徐行で電車が渋滞しているらしい。
神戸で6分遅れの新快速に乗る。三ノ宮〜芦屋は外側線にもこまめに停まる快速が走っているので特に信号待ちがひどかった。灘では完全に止まったし、その後も内側線の普通とデッドヒートw
芦屋からは停車駅の差が西宮の有無だけになるので快調に飛ばしたが、遅れは15分になっていた。
結局約20分遅れで友達と合流。もう1人中学校の友達も連れてきていた。
彼らは旅客列車のほうが好きなので僕とは結構話が合った。撮るものも、雷鳥、はくと、サンダーバードなど。
しかし、この岸辺という駅はDQNの出没と電柱の完成で一気に撮影地から陥落してしまった所で、友人は何度も失敗していた。駅構内に貼ってあったau鉄道王選手権とか言うやつの「岸辺駅で撮影の皆さん。列車を撮るなら、天下も獲りましょう」(うろ覚え)という文句がすごく空気。
それでも一通り東京に住んでいるとありがたいものを撮影した。ちなみに本命は日本海だったらしいが、なんと貨物線に茶釜がやってきたので捨てたそう。さすがに旅客列車好きでもそうかw
ここで友人が僕のiPodに興味を示す。ゲームの音楽ばかりだから止めろと言って断った。
友人がそのゲームの名前を聞いてきた。彼はネットからかなり離れて真面目に鉄オタやっていると、少なくとも僕は思っていたので、
正直に「東方Project」と言った。
そしたらなんと彼らは知っていた!クラスメートに東方厨がいるそうで。どこも惨状は変わらないもんですね。
ただ、そのクラスメートはゲームを持たずにキャラ萌え専門で、僕のほうがましと友人は言っていたし、僕もそう思った。
途中僕がきっぷをなくすというハプニングがあった(ホーム下に落ちていたのを運良く発見。なぜ列車通過時の強風に飛ばされなかったのかは謎。)が気をとりなおして今度は塚本へ。
大阪発のトワイライトエクスプレスの回送、大阪着のトワイライトエクスプレスの回送、はまかぜなどを撮影。友人はキハ181を絶賛していたが、僕がなんとも思わないのはやはり見慣れすぎているせいか。
13時半あたりに一通りの撮影は終了、さてこのあとどうするかという話に。
で、決まったのは武田尾。平仮名で書くと2ch用語っぽいという話で盛り上がる。たけだおだお!
駅を出て、気ままに散策していると、足湯を発見。
そこでしばらく過ごす。誰かが排水口にいろはすを詰めて決壊させようとしたところに一般人が来てあわてて取ってセーフということもあった。
さらに時間が余ったのでハイクオリティの京阪特急に乗ることに。
京橋から一応乗ったがオタシートが取れなかったので枚方市で一度引き返すことに。対岸ちょうど中之島快急だったし。
京橋で乗り換え淀屋橋に着くと、もう快速特急の時間。僕ですらそうそう乗れるものではないのでテンションが上がる。
夕ラッシュで先行列車多いし、枚方市と樟葉は遠慮がちにしずしずと通過するのかと思いきや、枚方市も樟葉もそこそこの速度を出して通過の快感を味わえた。
それにしてもどんな人にも滝井〜土居は受けがいいw
七条でまた東福寺へ引き返す・・・といったときにまた僕が財布を置いてきたことに気づく。発車間際だったので僕だけ祇園四条に連行されるつもりで飛び乗った。
そうしたらなんと先頭から運転士が顔を出して「ここで降りるの?」と聞いてきた。そして車掌と無線でかけあって無事降りられた!さすがは京阪。もう一般客からオタクまでのサービスが凄すぎてこの一言で片付けてもよくなってきた。
ただ、事情を知らない2両目以降の人はどう思ったのだろうか・・・。
そして、七条でわざわざ降ろしてもらったところ申し訳ないが、
七条は改札が完全に分離していて引き返せない!
というわけで結局清水五条まで行きましたとさ。
東福寺からの1駅で夕ご飯を巡る争いが発生。友人は安い店としてなぜか餃子の王将を希望。はるばるやってきたのにそれはないという反論が出た。
そんなgdgdが京都まで続いたところで突如友人が
「あっ!オーシャンアロー」といったもんだから
「王将あるー」に聞こえて仕方ない。間抜けだな、特急オーショーアルー新宮行きw
ちなみに新宮に王将はないようだ。
結局一番分かりやすい地下街Portaの熊五郎でラーメンを堪能。しかしここにもネタは絶えない。
売り文句の中で「胡麻だれ」を「胡麻れ」と書いてあってさらに後ろに感嘆符「!」がついていたもんだからもう・・・。
まあ、いかにも京都らしいミスです。ミスった人は胡麻まで行って帰ってくるように。
最後にあまった1時間はいろいろ今日の振り返りとかをやり、ムーンライトながらで帰る2人を見送ってきた。
それにしても旧友というのはいいものだ。