比叡山よ平らになれ

今日は京都へ行くはずが、寝坊。
それでもまたとりあえず芦屋川までバスで駆け上がる。
阪急バス芦屋市内線・210円
芦屋川からはごく普通に15番・阪急電鉄河原町へ向かう。
夙川に特急が停まるようになったおかげで、夙川での乗り継ぎでほぼ座れるようになった。しかし、他人がまねをしていると少しイラッ☆とくる。
十三では例によってわずかに特急には乗り換えられないダイヤだったが、今日は新駅摂津市の開業日なので、ゆっくり見るために準急に乗車。
淡路で普通に連絡していて、普通ならなおよいとも思ったが、相川(おそらく)で待避する上、正雀で車両交換。急いでいるので高槻市まで乗り通すことにした。
その代わり摂津市自体はあっけなく通過してしまい、よく分からなかったが、洛西口と違い恒久仕様の駅なんだったら、駅名標は伝統の丸ーン・・・角を取った四角のゴツいやつにしてほしかった。最近夙川の新規延長部分とかに普通の長方形が進出していて鬱陶しい。
伝統ブレイカーといえば、これもだな。

これも駅を丸ーンにしてほしかった。いやそれ以前に、サービスセンターがどこにあるのか分からなくなってる。
高槻市から乗るのは、いつもの阪急らしい方の9300系。やっぱり幕だよね。幕はあの「梅」の「毌」の四角さがいい。ただ「毋」と「毌」は別の字なので阪急は間違っているのだが。
中も取ってつけたような液晶はなくさっぱり。しかし、前はかぶりつきのオタで暑苦しい。特急から前面展望映しててもあまり摂津市は映えないだろ。しかも高槻市より上りっていつでも撮れそうだし。
さて、河原町に到着し、迷いながらサービスセンターでスタンプを押す。
阪急電鉄神戸本線阪急電鉄京都本線・芦屋川→河原町・510円
ここからどうするか迷ったが、地下鉄四条から、5番・京都市営地下鉄京都市役所前を通り、17番・比叡山鉄道のケーブル延暦寺を目指すことにした。
なぜ迷ったかというと、京都周辺は中心部2駅と、ケーブル延暦寺、19番・京都バスの大原、1番・叡山電車の鞍馬と、行くのがめんどくさいところばかり。
そして、この3地点は17:00、鞍馬にいたっては16:20終了。寝坊してしまったせいで確実に間に合いそうにないので、とりあえず一番行きにくいところにした。
烏丸まで1駅乗ろうかとも思ったが、どうやら下では特急が発車したようだったため、徒歩で行く。

ここが真の四条河原町
しばらく歩くと下で走行音が・・・結局抜かれたなww
ここからは地下鉄で、烏丸御池京都市役所前と1駅ずつちんたら降りることとなる。河原町京都市役所前は同じ河原町通にあるものの、鉄道で行くとなると面倒。しかしバスは土地勘がないので無理っぽいので、愚直に鉄道に乗る。
烏丸御池では浜大津行きがタッチの差で発車。いつもなら地団駄を踏むところだが、今回はどうせ京都市役所前で降りるので、むしろ浜大津行きに今来られると困る。
地下鉄烏丸線地下鉄東西線・四条→京都市役所前・210円
京都市役所前で始発の浜大津行きに乗る。京阪車なので、地下鉄線内でも放送が地下鉄車と違うところが見所。
初めて行ったときは驚いた大津の路面区間も、急いでいるので少しイライラ。今調べたら、浜大津行きに乗っても場合によっては山科〜比叡山坂本をJRでショートカットした方が早いらしいしwそれでも普通の路面電車と違い、かなり高い位置から見下ろすのは気持ちいい。
どちらにせよ浜大津でやってきたのは途中の近江神宮前折り返しの列車。しばらく1面2線の、ひょっとしたら淀屋橋より忙しいんじゃないかという浜大津の光景を見守る。
10分ほどしてようやくお目当ての坂本行きに乗車。
石山坂本線も、浜大津の交差点より先も路面区間が続くが、交通量が少なくかなり高速で、一駅隣の三井寺で終了。
終点の坂本までは終始快走。なぜかワンマンなのにもう1人係員が乗り、無人駅で集札していた。
地下鉄東西線京阪電鉄京津線京阪電鉄石山坂本線京都市役所前→坂本・560円
坂本では自動改札があるのにスルッとKANSAIは全く使えず、3dayは呈示でしか使えない。アホらし。
降りてみるが、ケーブルカーらしきものが全く見えん。
道標に左に案内されると、鳥居が登場。後の・・・じゃなくて、日吉大社である。
鳥居の根元に再び案内が。矢印的に、この鳥居を抜けて坂を駆け上がれと。聞いてないよー。
歩いてるときにシャトルバスが抜いていく。有料で、3dayが使えない江若バスだしまあいいか。

これが文化財に登録されているケーブル坂本。
30分ごとに発車で、僕が着いたのはちょうど10分前。早すぎず遅すぎず。
5分前に改札があり、僕だけ3dayを近代的なカードリーダーに通し、2つの車両のうちの1つ、「縁号」に案内される。座席の向きが坂本側なのが少し残念。
発車し、あっという間にほうらい丘駅を通過。ここには洞窟に石仏が安置されている。実はケーブル作るときに発掘されてどかしちゃったものらしいが、ここまで丁重に祀れば問題ないでしょう。

こちらがもう1つの福号。ちょうど分岐するときに撮影できた。

ろくな写真が撮れなかったが、美しい琵琶湖。

こちらも文化財のケーブル延暦寺

テラスで琵琶湖撮影のリベンジ。えっと・・・滋賀県大津「市」坂本本町のケーブル延暦寺駅での撮影ですw
帰りは相手の福号がほうらい丘駅で人を降ろすためにこっちも停車、自らもほうらい丘駅で人を乗せるために停車。と、書いていて気づいたが、これ同じ人*1じゃないかな。すぐ帰りのケーブルに乗れるし、いい観光の選択だ。
比叡山鉄道線(坂本ケーブル)・ケーブル坂本→ケーブル延暦寺→ケーブル坂本・1570円
帰りは比叡山の京都側に抜けるバスを使うことは冬季減便状態で出来ず、仕方なく滋賀側に戻る。何で冬は山の交通がこうも酷いんだ。山なんていらんw
どうせ坂本まで200円しかかからないので江若バスに乗ってみる。駅までバス停がたった2つ、比叡山坂本まで行っても3つ。多分江若一短い路線。
ここで驚いたことに、かなりの立ち客が出ていたのに、京阪の坂本で降りたのは僕だけ。大津線大丈夫か?w
江若バスケーブル坂本線・ケーブル坂本駅→京阪坂本駅前・200円(実費)
ここらでそろそろ時間切れを悟ったが、ダメもとでちょっと大原にアタックしてみることに。
坂本からは同じ経路で三条京阪まで戻る。
京阪電鉄石山坂本線京阪電鉄京津線地下鉄東西線・坂本→三条京阪・540円
鴨川にははじめて来てみたが、三条大橋小さいなぁ。てかこれって「大橋」?
とりあえずその三条大橋の西岸の、景観条例の産物の「濃い」ローソンで腹ごしらえした後、
16:59のバスを待っていると、日曜日にもかかわらず2分遅れで到着。何かおかしい、と思って運転席を覗くと、このバス、1本前の16:39だったwww
出町柳からでも三条からでもバスはそんなに変わらないだろうと思っていたが、渋滞を差し引いてもえらく時間がかかる。こりゃ出町柳まで京阪に乗るのが賢明だな。
信号待ちの間に運転士に聞くと、やはり大原の案内所は閉じたということ。実は営業時間を延長していた、というのを期待していたのだが・・・これで鞍馬への期待が膨らむ。鞍馬は待合室って書いてるから大丈夫かも。
というわけで途中の宝ヶ池で降り、叡電に乗ることに。
京都バス17系統・三条京阪前→宝ヶ池・260円
鞍馬まで行く列車は、平日日中の20分間隔に対し、土休日日中は15分間隔。しかし、あと1時間遅く来ていたら途端に30分間隔という恐怖。
途中市原まではずっと京都の田舎という感じで進むが、そこからいきなり山。
二ノ瀬あたりではちょうどいい感じに(悪い感じに?)暗くなり、非常に何か出そうで怖い。行き違いじゃなくて違う理由で停まっていたらどうしようとか思ってしまった。

鞍馬に到着したものの、多客期用と思われる自動改札もカバーがかけられており、

駅前は作業用のバンを天狗のモニュメントがにらんでいる程度。
スタンプがおいてあると思われるところにはシャッターがあったので押せず、徒労に終わる。
叡山電車鞍馬線・宝ヶ池→鞍馬・370円
悔しいので帰りはゆったり京阪で座って帰ることにした。最訪問するときに大原〜八瀬駅前〜八瀬比叡山口〜宝ヶ池〜鞍馬と巡るのが効率がいいのを考えると、宝ヶ池〜出町柳だけ叡電を乗らないことになってしまうし。
叡山電車鞍馬線叡山電車叡山本線・鞍馬→出町柳・410円
次の列車はよりによって中之島快急。3000系もそこまで悪くはないけど、今日はやはり微妙な古さがよい8000系、そのダブルデッカーに乗りたい。
1本見送って18:30の特急に乗車。僕の趣味である駅名標がよく見える。
淀は今乗っている下りは高架化されていたが、地上に残っている2つのホームとも電気がついていた。どちらか片方は使用終了したはずなのだが。まぁいきなり車窓に真っ暗なホームが現れたら怖いわな。
乗っているうちに、最低限いつも携帯しておきたいのはどこの時刻表か、というのを考えるようになった。
まず京都だと、JR京都、阪急烏丸、阪急河原町と、中心部から京都駅あるいはその逆に行くときに、地下鉄四条、地下鉄京都があると便利。
大阪だと、JR大阪、阪急梅田、阪神梅田、大阪難波は自明、あと京都同様キタとミナミの互換性を持たせるために御堂筋梅田、四つ橋西梅田、四つ橋難波、御堂筋難波、
さらに、北新地まで来てしまい、もう歩きたくないという時用に北新地。
学校・家周辺だとJR芦屋、阪神芦屋、阪急芦屋川、阪急岡本、JR摂津本山、JR住吉、阪神魚崎か。学校からの利用が主で、互換性を持たせる必要はそんなにないので六甲ライナーの住吉・魚崎はいいや。たしか六甲ライナーの時刻表って全駅まとまったでかいやつだし。
神戸だとJR三ノ宮、阪急三宮阪神三宮、JR元町、阪神元町。



多すぎるなw何か仕分ける必要がある。
ただ、少なすぎるよりは多すぎる方がよいので、とりあえず集めていない梅田界隈を集めることにする。
京阪電鉄鴨東線京阪電鉄京阪本線出町柳淀屋橋・460円
地下鉄御堂筋線淀屋橋→梅田・200円
御堂筋線の時刻表を取った後は、まず一番使うJR大阪、阪神、阪急、北新地、四つ橋線西梅田と取っていく。


が!
帰り方忘れてたorz
実は、まだ僕は岡本と摂津本山の時刻表を取っていない。いつでも取れると思っているとこうなる。
ということで、帰りは阪急で岡本までオーバーランすることにし、西梅田から阪急梅田という長距離の徒歩を強いられた。
阪急電鉄神戸本線・梅田→岡本・270円
岡本から大して急がず摂津本山へ降りるが、すでに10分間隔の時間帯に移行していたため、摂津本山でも長時間待つし、今更岡本へ戻っても普通がタッチの差で出て行くだろうと思われたので、そのまま摂津本山で待ち、普通に乗車。
JR東海道本線摂津本山→芦屋・120円(定期)
しかし、芦屋に降り立ったころ、芦屋川の時刻表を取り忘れていた不覚に気づく。
芦屋川も意外と行く機会がないので、バスが少ないのを承知でアタック。
芦屋川では長時間停車をするバスが多いが、無常にも僕の乗ったバスはすぐ走り去ってしまう。
阪急バス芦屋市内線・210円
で、時刻表を取ってきた後やってきたバスは6分も停まる。疲れていたので、逆にしてほしかったw
阪急バス芦屋市内線・210円




本日の3day部分の交通費計・5990円
また元が取れた(?)w

*1:自分で書いてて同人に見えてしまったという病気